がんばれ、織田信成選手!!

フィギュアスケートの織田信成選手について書きたいと思います。

この原稿は、全日本フィギュアの開催中、彼がいない寂しさをひしひしと感じて書いたものです。

つまり、前回投稿した、全日本フィギュア2007の感想よりも、先に書いたものだったんですよ。

でも、2008年の一番最初の記事は、織田選手のことがふさわしいと思って、投稿の順番が逆になりました。

◇      ◇      ◇

新聞によれば、織田選手の全日本フィギュアの欠場は、飲酒運転の報道のあと、バッシングがひどく、精神的にまいってしまったとのことですが、当時は確か、相撲の朝青龍関のサッカー問題と重なって、織田選手の飲酒運転は、あまり世間を騒がさなかったように思います。

それでも、バッシングはひどかったんですね。

朝青龍関にしろ、ボクシングの亀田選手にしろ、問題を起こしてバッシングを受けると、精神的にズタズタにされている様子がよくわかります。

(ふだん、強がっている人ほど、バッシングに弱いのだろうか)

年末の全日本フィギュアでは、高橋大輔選手が余裕しゃくしゃくの様子で滑っていました。

プロ野球でいえば、星野JAPANのチームがどこかの二軍のチームと対戦する事態に例えたら、極端でしょうか…

とにかく、高橋選手が余裕しゃくしゃくになるのは当然なのですが、もし、ここに織田選手が出場していれば、高橋選手ももっとひきしまったはずなのに・・と思うと、高橋選手の堂々とした風格に感嘆する反面、胸が痛みました。

やはり、全日本で、織田選手の繊細なすべりがみられないと、心にぽっかり穴があいたように感じます。

高橋選手もトリノオリンピックで、いい成績がおさめられなかったとバッシングされたあとで、這い上がってきました。

(オリンピックで八位なら、バッシングされる筋合いはないと思うのですが…)。

安藤美姫選手も、同じ時期にどん底に落ちたのに、一年後の世界選手権では優勝。

織田選手も、以前より強くなって、スケートリンクに戻ってきてほしいです。

…と思うのは、ファンのエゴかもしれませんね。

織田選手の人生にかかわることですから、底から這い上がってきたときに、スケートで成果を出すのか、それとも他の分野で活躍するのか、それは彼が選ぶことですからね。

とにかく、今回のことで、スケート選手としてではなく、人間として半永久的につぶれてしまわなければいいな、と思います。

彼はどんな思いで、全日本フィギュアのテレビ中継や報道を見ていたのでしょう…。

くやしいだろうな。

できれば、彼のもとに飛んでいって、心のうちをきいてサポートしたいです。

(私は聞き上手のつもり)。

今回の体験を無駄にしないで人間的に成長してほしいです。

そして、彼のスケートを応援してきた私としては、カムバックの姿をリンクでみたいです。

がんばれ、織田信成選手!!


 
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全日本フィギュア2007の感想

フィギュアスケートの2007年全日本選手権をテレビ観戦しました。

その感想を書きたいと思います。

まず、シングル男子で三連覇を達成した高橋大輔選手、実に圧巻でしたね!!

風格が漂っていました。

スケーティング技術そのものが、他の選手とは別格です。

ただし、2位の小塚崇彦選手を除いて、ですが。

小塚選手は、流れるようなスピードで滑りますね。

ふつうのスケーティングの場面だけでなく、ストレートステップの場面でも、「今、ステップをふんでいる」というのを忘れてしまいそうなくらい、速いです。

他の技術とのかねあいもあって、今のところ、採点には反映されないけど、スケーティング技術だけなら、高橋選手よりも、小塚選手のほうが、高いレベルにある気がしました。

もちろん、現時点で総合力は、高橋選手にはまだまだ及びませんが、将来が楽しみです。

3位の南里康晴選手と4位の中庭健介選手は、とても僅差でしたね。

南里選手、世界フィギュアへの出場決定、おめでとうございます。

中庭選手は、非常に残念。

キスアンドクライで、うなだれている彼の表情をテレビでみたら、私のなかの母性本能が刺激されて、なぐさめたくなりましたよ。

女子シングルで優勝した浅田真央選手、おめでとうございます。

FSのトリプルアクセルの失敗は残念でしたが、今大会では、鬼門のSPうまくこなせてよかったと思います。

ただ、昨シーズンも気になったのですが、FSよりもSPのほうが、芸術性の高い仕上がりになっている感じを受けます。

FSは、ジャンプの前にむずかしいターンを入れるなど、「得点稼ぎ」の動作が、他の選手に比べて露骨で目立ってしまっているような…。

SPよりFSは、演技時間のわりに入れる要素が多いので忙しいのでしょうが、予定されている技に次々と追われていて、イマイチ音楽に乗れていない印象です。

浅田選手が主役でなく、プログラムが主役で彼女はそれを機械的にこなすロボットというか…。

SPはそんな印象は全くないのですけどね。

おしくも2位の安藤美姫選手は、ここへきて急にプログラムのまとまりが出てきましたね。

目指す表現がどういうものなのか、このプログラムの意図ともいうべきものが、ようやくおぼろげながら、見えてきました。

でも、まだまだ彼女のプログラムの滑り込みは、60%くらい?

浅田真央選手が、10月の日米対決のときに80%くらいの仕上げをしてきたのに比べると、安藤選手は調整が遅れていますが、世界フィギュアにはきっちり調整してきてもらえると、期待します。

それにしても、彼女はSPで「サムソンとデリラ」、FSで「カルメン」と、男性を誘惑して破滅に追いやる女性を演じていますが、彼女が演じると悪女特有の高慢さや下品さがないですね。

むしろ、一生懸命さ、健気さが感じられます。

日本文化では、一生懸命さや健気さこそが、男性のハートをつかむので、結果的に誘惑的といえないこともありませんが…。

私は、女性なので彼女に誘惑されている感覚はわいてきませんが、彼女ががんばっている姿をみると、なぜか、胸にこみあげてくるものがあります。

やはり、トリノオリンピックのバッシングで受けた傷を、彼女のなかに見てしまうのでしょうね…。

3位にはいった中野友加里選手は、FSで会心の演技ができて、よかったですね。

以前にも書きましたが、この選手は、競技よりもエキシビションのほうが、伸び伸びと滑って魅力が増すように思います。

村主章枝選手は、残念。

なんとか、ジャンプの決定力を上げることはできないでしょうか。

メダリスト・オン・アイスで、ドビュッシーの月光を滑っていましたが、これは私の大好きな曲です。

目の前に、月の薄明かりの情景が浮かんでくるような彼女の美しい表現力をみると、競技でもっと上位に食い込んでほしいなと思います。

太田由希奈選手はさすがエレガントですね。

ただし、一流選手のレベルにしては、あまりエッジが滑っていない印象を受けるのが残念です。

あれなら、氷の上でなく、舞台の上で踊っても、あまり変わらないのでは…。

スケートの特異性というか、醍醐味は、スケーティング=エッジの滑り。

テレビ画面では、各選手のスケーティングのうまい下手の差がわかりにくいのですが、生でみると、手足の動作よりもスケーティングこそが美しさの決め手であることが、よくわかります。

そういう意味でいうと、今の彼女は、生でみるよりもテレビでみたほうが、美しくみえるタイプですね。

彼女がケガをする以前に、当時絶頂期だった恩田美栄選手と同じ大会に出場しているのをテレビ観戦した記憶があるのですが、そのときは、もっと滑っていたような…。

ケガでブランクが年単位であったため、スケーティング能力が落ちたのかな?

といっても、エッジ使いは正確だし、スケーティングの際の一押し一押しは以前より丁寧になっていますけど、やはり、スピード感に乏しい。

スポーツの世界で、「…たら」「…れば」をいっても仕方がないのですが、彼女をみていると、どうしても「もしケガさえなければ、どんな選手になっていただろう」と想像したくなります。

1988年カルガリーオリンピック金メダリストのカタリーナ・ビット選手が、1cm四方で自分の筋肉を動かすことができる(=バレリーナ並の微妙な動きが氷上でできる)と言っていた気がするのですが、太田選手はカタリーナ・ビット選手の再来になっていたかもしれません。

それにしても、やはり、織田信成選手の顔が見られないのは、とても寂しいですね。

はやく元気になってもらいたいです。

 
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グランプリシリーズ~ファイナル(2007)の感想

10月から始まったフィギュアスケートのグランプリシリーズの集大成であるファイナルが、先日、トリノで行われました。

シリーズからファイナルにかけて、気になった選手についてあれこれ書きたいと思います。

まず、高橋大輔選手、浅田真央選手、銀メダルおめでとうございます!!

二人とも実力者なので、金メダルを逃したのは残念かもしれませんが、銀メダルもやはり偉大な業績であることには変わりありません。

銀メダルのありがたみを、ぜひとも感じてほしいです。

高橋選手は、日米対決の頃に比べると、ずいぶん、プログラムの滑り込みをされたなあと思います。

特に、SPのヒップホップ調の白鳥の湖は、すごいですね!!

オリジナル性も高いし、

  ヒップホップ → ワイルドな彼にぴったり

  白鳥の湖   → 音楽に品格があり、エッジを深く使ったステップを

踏む彼にはぴったり

だと思います。

あと、私個人の好みで、男らしい高橋選手にはフリフリの衣装は似合わないと思っていましたが、今年はそのフリフリもなくなりましたし…。

ただ、フリーのほうは、SPに練習の力をそそぎすぎたのか、今のところはインパクトがありません。

今年のSP、昨年のフリー(オペラ座の怪人)だったら、最高の組み合わせとなるでしょうね。

世界選手権にむけてどのように今年のフリーのほうにも味付けをしてくるのか、楽しみです。

浅田真央選手は、本人が力を入れて練習したというとおり、ストレートステップがとてもいいですね!

むずかしいターンがいっぱい入っている(と思われる)のに、ちゃんと身体の演技ができているのには、びっくりしました。

あと、SPの最後、顔を後ろにそらせて、悲しそうな大人の表情を漂わせるのが(SPでは失敗する場合が多いからそうなっているだけかもしれませんが)、魅力的だなあと思いました。

それから、優勝したキム・ヨナ選手はすばらしいです。

現役女子選手(ロシアのスルツカヤ選手を除く)では、スケーティング技術が一番?

ジャンプも流れがあるし、空中の軌道もパーフェクト。

フィギュアスケートの理想の動きができる選手だと思います。

ただ、フリーのミス・サイゴンですが、彼女にはちょっと似合わない気がします。

まず、あの衣装は、もう少し大人の体型の女性のほうが似合う気がするので、スリムな彼女にはどうか、と…。

また、ミス・サイゴンという悲しいストーリーですので、もう少し恋愛経験の豊富で、どん底の不幸を知っているイメージの選手のほうが、ふさわしい気がします。

もしかしたら、彼女には、どん底の恋愛経験があるのかもしれませんが、見た目が17歳の清楚なイメージですので、につかわしくありません。

あえていえば、安藤美姫選手なら、イメージ的に、似合いそうな気がします。

でも、なんだかんだといっても、今、私が女子シングルでイチオシする選手は、キム・ヨナさんです。

さて、その安藤選手ですが、残念ながらファイナルには出場できませんでした。

体調も万全ではないし、プログラムの完成度も遅れているようなので、下手に出場して身体を酷使するよりはいいのではないかと思います。

同じく、ファイナルには出場できませんでしたが、昨年の全日本で私が一目惚れしてしまた中庭健介選手の演技は、シリーズでみていると、やはり優れたダンサーですね。

彼なら、フリフリの衣装が似合います。

最後に、ファイナルでは地上波のテレビにはうつりませんでしたが、シリーズで一番印象に残った選手は、カナダのパトリック・チャン選手です。

大物になりそうな予感がします。

もうすぐ全日本選手権ですね。

私の好きな織田信成選手が、どんなスケートをみせてくれるのか、楽しみにしています。

 
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スポーツ選手のケガとお肌の荒れ

最近、テレビを見ていて、ふと思ったのですが、ケガが目立つスポーツ選手って、顔にブツブツができている場合が多くないでしょうか。

例えば、中日ドラゴンズからFAでメジャーにいく福留孝介選手。

今、話題になっているので、テレビにアップでうつる機会が多いですが、顔にブツブツがあります。

彼は大変才能豊かな選手ですが、本人の望むような給料を、中日球団が出してくれない理由のひとつに、「ケガの多さ」がありますね。

数試合で戻ってくる軽いケガではなく、シーズンの三分の一、二分の一を棒に振ってしまうケガが、数年おきにやってきます。

あと、今年の日本シリーズで完全試合を目前にして交代させられた、中日ドラゴンズの山井大介投手。

この人も、原因不明の右肩痛を持病にもっていて、昨シーズンから今シーズンの前半にかけては、一軍に登録されませんでしたが、彼もほっぺたがブツブツしています。

それから、メジャーで今シーズン、ケガでほとんど試合に出れなかったヤンキースの松井秀喜選手も顔がブツブツ…。

といっても、松井選手の場合は、ずっと以前から顔はブツブツがあったにもかかわらず、巨人にいたころはフルシーズン活躍できていましたが…。

スケート選手でみてみると、安藤美姫選手も当てはまります。

彼女も顔のお肌がボロボロで、ケガに悩まされる選手です。

一方、浅田真央選手や中野友加里選手は、お肌ツルツルですが(特に中野選手の肌はきれい)、ケガの話はあまりききません。

野球選手でも、イチロー選手やドラゴンズの川上憲伸投手は、比較的、顔のお肌がきれいですが、あまりケガに左右されない印象です。

      ◆       ◆       ◆

ちょっといったん、話がとぶようですが、私は最近「冷えとり健康法」というものを始め、病院では治らなかった交通事故の後遺症が、だんだんよくなってきました。

「冷えとり健康法」は、現代の西洋医学とは立場を異にしていまして、東洋医学の考えを取り入れているようですが、従来の東洋医学とも違う、オリジナルな理論をもつ健康法です。

この「冷えとり健康法」では、内臓に「毒」がたまると、身体はその「毒を出そう」として、ホクロ、シミ、湿疹を始め、さまざまな症状が出ると考えられています。

その「毒出し」として出てきた症状が、病院の検査で陽性となった場合に、「病気」という診断がつくのだそうです。

(このあたりは従来の東洋医学でも同じでしょうか?よくわからないですが)

そして、ケガでさえ、内臓の「毒出し」の意味があるそうです。

「冷えとり健康法」について、以下の本に詳しく説明されています。

・万病を治す冷えとり健康法 新版

進藤義晴 著 農山漁村文化協会
 
http://www.bk1.jp/product/00014024
 (
冷えとり健康法の基礎となる本です)
・医者知らず「冷えとり」で完全健康人生

 進藤義晴 著 海竜社

http://www.bk1.jp/product/01478717

(具体的な症例がたくさん載っていて、こんな病気までもが治るのか!と

感動できます)

病気にならない「冷えとり」健康法―温めれば内臓から元気になる

 進藤義晴 著 海竜社

 (文章が平易でパラパラと数時間で読み終えます。

 ソフトバンクの王監督が、胃癌の手術前に冷えとり健康法を数週間やって、

 摘出しなければならない癌細胞が小さくなったことが書かれています)

・ずぼらな青木さんの冷えとり毎日

青木美詠子 著 メディアファクトリー

(ふだんの生活のなかで、

 どうやって、冷えとり健康法を取り入れていったか、

さまざまな工夫が書かれています。

絵もオシャレで、女性にとって読みやすい本です) 

 

      ◆       ◆       ◆
  

「冷えとり健康法」の話から、私が何が言いたかったかというと、内臓に毒がたくさんたまっている人にとって、ケガは生命を守るために必要なものである、ということです。

逆にいえば、ケガをしやすい人は、内臓に多くの毒がたまっている場合が多いのではないか、お肌が荒れているのが何よりの証拠…、

つまり、内臓に毒をためない生活をすれば、ケガもしにくくなるのではないか、と思うのです。

どこかで読んだのですが、中日ドラゴンズの守護神・岩瀬仁紀投手は、毎年50試合以上投げても大きな故障がありませんが、彼の体調管理のひとつとして半身浴を頻繁にするそうです。

「冷えとり健康法」でいえば、半身浴は内臓の毒を出すのにとてもよい方法なのだそうです。

そう考えていくと、ケガが多いというのは、たとえ不運な出来事であったとしても、自己管理を反省しないといけないですね。

スポーツ選手に限らず、病院の治療効果がイマイチの人、不運なケガに見舞われやすい人、一度、自分の生活を見直してみるといいかもしれません。

 
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ドラゴンズ、おめでとう!!

中日ドラゴンズが、53年ぶりに日本一になりました!

選手やスタッフの方々、ファンのみなさん、おめでとうございます!!

日本シリーズのMVPは中村ノリ選手でしたね。

もともと力のある選手とはいえ、春先のバッシングの嵐の中、育成選手からここまで這い上がってきて、本当に勇気と感動をくれました。

ありがとうございます。

謙虚になって、周囲に感謝しながら生活すると、人間ってこんなに素敵になるんですね。

近鉄時代の彼の映像をチラッとみる機会があったのですが、ファッション的にチャラチャラしていて成金趣味のところがありました。

今は、ボウズ頭で地味ですけど、こちらのほうがいいですね。

ノリ選手も活躍しましたが、私はMVPには荒木選手のほうがふさわしい気がしました。

バッティングだけでなく、走塁と守備でチームを勢いづける活躍をしてくれたと思います。

昨年も日本ハムのMVPは稲葉選手でしたが、私は1番の森本選手の方がドラゴンズにダメージを与え、日本ハムを勢いづかせる活躍をしたように思いました。

やはり、1,2番よりも、クリーンアップのほうが、賞をとりやすいのでしょうか…。

あと、谷繁捕手にも何か賞をとってほしかったです。

テレビの解説で楽天の野村監督が「日本シリーズは捕手同士の戦いだ」と言っていました。

確かに日ハム側は、マスクをかぶるのが鶴岡捕手か高橋捕手かで、ドラゴンズの得点力が大きく違いましたよね。

また、2004年のドラゴンズとライオンズの日本シリーズは、シーソーゲームで第7戦までもつれたと思ったのですが、途中からライオンズが捕手をベテランに先発させるようになってから、ドラゴンズが勝てなくなった記憶があります。

捕手は本当に大事ですね。

それから、話題の山井投手の続投か継投かの話ですが…。

私は山井投手のファンなので、感情としては完全試合はみたかったです。

でも、理性的には交代で正解かな、と思いました。

落合監督は、2004年は岡本投手、2006年はマサ投手と、信頼して続投させたことで打たれて、その試合だけでなくシリーズの流れまでも相手にもっていかれた過去があります。

短期決戦で情に流されずいかに冷静に継投していくかが、落合監督のドラゴンズでの監督としての課題となっていました。

そして、CSシリーズはうまくいきましたけど、最後の最後で、甘い誘惑(山井投手に完全試合させたい)がきましたね。

それをきっぱりはねつけたことで、この課題はクリアーされ、次はもっと別の課題が落合監督にふりかかることでしょう。

ちなみに、

2004年の岡本投手;シーズン中活躍してくれた選手だから信頼したい。

  2006年のマサ投手;日本シリーズで一勝もしていないので、

今度こそ勝ち投手にさせてあげたい。

  2007年の山井投手;史上初の日本シリーズ完全試合をさせてあげたい。

             もし続投で負けても次の試合で勝てるのでは?

と、ひとつの課題がクリアーできないと、同じ課題が難易度をあげて繰り返し迫ってきます。

今ふりかえれば、2004年のときに岡本投手を交代させるのは、今年の山井投手を交代させるのよりも、監督としてはずっと簡単だったはずです。

今年、山井投手を続投させていたら、来年以降の日本シリーズで、同じ課題がもっと誘惑の大きい形になって監督の前に現れることでしょう。

こういうところが、野球と人生って似ているなあと思います。

ちなみに、課題の内容というのは、人によってそれぞれで、落合監督は「情に流されず理性的な采配ができるか」が課題となりましたが、他の監督だったら「理性で考えず情を大切にした采配ができるか」というのが課題になる方もいると思います。

何をしなければいけないかというのは、人によって違うのでしょうね。

この点も人生も同じなんだろうなと思います。

野球って、味わい深いですね。

最後に、日本ハムのダルビッシュ投手は、本当に立派でしたね。

イラン人とのハーフ?

第1戦は、旧約聖書にでてくるような勇者のようでした。

第5戦は、慣れない中4日の当番で、精気がなく、第1戦ではかっこよく見えた長髪もこの日はボサボサにみえました。

それでもドラゴンズ打線を1点に抑えるとはさすがですね。

ドラゴンズはもうすぐアジアシリーズです。

でも、フィギュアスケートのグランプリシリーズとも日程が重なっていて、どちらを見たらいいか、悩んでしまいます。

幸せな悩みですね。

ドラゴンズには、アジア一になってほしいです!!


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日本シリーズ(2007);2戦を終えて

プロ野球の日本シリーズが、10月27日、28日と、札幌ドームでの2戦を終えました。

日本ハムファイターズ 対 中日ドラゴンズ と昨年と同じ組み合わせです。

明日は、場所をナゴヤドームに移して第3戦が始まります。

今日は、移動日ということで、札幌での2戦の感想を書きたいと思います。

     ◇     ◇     ◇

まず、一番大きな感想は、「昨年と違って、札幌ドームでも野球ができている」というものです。

昨年は「中日ドラゴンズの2006年日本シリーズに何が起きたのか!?

に書いたように、札幌ドームは、野球選手のコスチュームをきた人気タレント(新庄選手のことです)のショータイム劇場でしたから、そのなかで野球をやろうとしたドラゴンズの選手は身動きがとれない印象でした。

しかし、今年は「野球」をやる雰囲気になっていますね。

とはいっても、札幌では観客の大部分は日ハムファンですから、ドラゴンズにとってはやりにくい雰囲気はありました。

第一戦でドラゴンズの川上憲伸投手の1回の投球は、日ハムファンの雰囲気に負けまいとして、結局のみこまれてしまった印象です。

ストライクのつもりが、ボールと判定されてしまったという動揺はありましたが、それ以前に、妙な緊張感がテレビ画面を通じてこちらに伝わってきました。

     ◇     ◇     ◇

ちなみに、この妙な緊張感は、競技は違うけど、フィギュアスケートの高橋大輔選手がトリノオリンピックのSPでリンクに出てくる直前に感じたものと同じです。

あのときもテレビ画面を通じて、私の中にどうしようもない落ち着きのなさが生じました。

(その結果、高橋選手はうまくいきませんでしたね。)

テレビを通じて、応援している選手の気持ちにシンクロしてしまうのだろうと思います。

     ◇     ◇     ◇

で、川上投手も、その異様な緊張感が続いていたら、ホームランを打たれてしまいました。

でも、それ以降は平静な気持ちで見ていられましたし、実際、ホームラン以降は、川上投手は、すばらしいピッチングでしたね。

結局、第1戦は、ドラゴンズは負けましたが、昨年のような「場違い(アイドル歌手のコンサート会場)にきてしまった」という感覚は生じず、第2戦(28日)以降はいけるんじゃないかという印象をもちました。

そして、第2戦はドラゴンズは8-1で勝ちましたね~。

第2戦の戦い方は、CSシリーズのドラゴンズの強さを彷彿させるものがありました。

しかし、CSシリーズはドラゴンズの圧倒的な強さが目立ちましたが、やはり日本シリーズとなると、いくら得点差があっても、がっぷり四つに組んでいる雰囲気が、二試合ともありました。

     ◇     ◇     ◇

ただ、気になったのは…、

ドラゴンズの落合監督が、第2戦の勝利監督インタビューで、「今シーズンは7試合で終わりですから」と言ったことです。

え?7試合って、この日本シリーズのことだよね?アジアシリーズがあるんだけど…?

アジアシリーズに出ない = 日本シリーズで負ける つもりではないでしょうね?

まさか、日本シリーズはあと三連勝して、アジアシリーズの四試合で、合計7試合と計算しているのかしら…??

そういう計算をしているのならいいですけど、監督がインタビューのときにアジアシリーズのことを念頭においていなかったのだとしたら、こういう言葉って、けっこう、現実になりやすいので要注意です。

     ◇     ◇     ◇

昨年のドラゴンズの立浪和義選手が、開幕6試合目(4月7日)のナゴヤドーム(対巨人)で、満塁サヨナラホームランを打ったのですが、そのヒーローインタビューで「今年一番の当たり」と言っていて(中日ドラゴンズ公式サイト、劇的な勝利に喜んでいた私は思わず「え?」となってその瞬間かたまってしまいました。

今年一番って、開幕したばかりじゃないの…今年は、これ以上の立浪選手の活躍はみれないの?

そう思っていたところ、そのシーズン、立浪選手は森野選手にレギュラーを獲られてしまいましたね。

◇     ◇     ◇

言葉に出すことは現実になりやすいのか…、それとも、

本能的に無意識レベルで未来を察知してそれが思わず言葉になってしまうのか…、

メカニズムはわからないですけど、何気なく口に出た言葉から、将来を占うことができることがあります。

ドラゴンズには日本一、アジア一になってほしいです。

 
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日米対抗フィギュア2007の感想

106日、7日と日米対抗フィギュアが開催されました。

遅くなりましたが、テレビ観戦した感想を書きたいと思います。

まず、目立ったのが、浅田真央選手の仕上がりのはやさ。

ジャンプをひとつ入れることができなかったというミスがあったそうですが、シーズンに入るか入らないかの時期にもかかわらず、とてもよくまとまっていた印象です。

一方、3月に世界女王となった安藤美姫選手は、仕上がりが遅いです。

演技の滑らかさの欠如は、ケガのせいだけではなく、スケーティングに問題があるように思えました。

もともと、彼女はスケーティングに課題がある選手で、確か数年前、佐藤信夫コーチがそれを改善しようとしたのでしたよね。

しかし当時の彼女は、スケーティングよりジャンプ!という意識が強く、佐藤コーチに反発して、師弟関係が解消し、スケートへの意欲もなくなってしまったという記事を読んだ記憶があるのですが、そのときスケーティングの力を磨けなかったことは、今になって響いているように思います。

今回だけでなく、3月の世界選手権でも思いましたが、彼女のスケーティングは、「世界女王」としては、肩身の狭いレベル…(ミキティ、ごめんね)。

安藤選手のケガでは、遠心力のかかるジャンプやスポンの練習はあまりできないでしょうから、この機会にスケーティング力アップにむけて、規定や滑り込みの練習をしてほしいです。

安藤選手だけでなく、男子の高橋大輔選手にもスケーティングの美しさがみられませんでした。

二人とも、ニコライ・モロゾフコーチの元で練習しているので、何か特別な調整でもしているのでしょうか?

グランプリシリーズにこの二人がどう仕上げてくるか、注目です。

ミライ・ナガス選手、キャロライン・ジャン選手は、はじめてみるので、すごく楽しみにしていました。

二人とも、若いのに、完成度が高い!!

特にジャン選手のパールスピンはインパクトがありますね。

しかし、この先、大人の体型になっていくにつれて、キム・ヨナ選手のように腰を痛めるリスクがある気がします。

また、二人とも完成度が高いために、将来の「のびしろ」があまり感じられないのも気になります。

私は、陳露選手やクワン選手が、シニアデビューしたてのころテレビでみたとき、「これはすごい選手になる!」と思いました。

スケートというスポーツは、多様な要素の技術力・芸術力を必要としますが、そのすべての要素のなかで、若かりしころの彼女達はフィギュアスケートの基盤であるスケーティング力が目だって突出していました。

将来、他の要素の技術力・芸術力が、スケーティング並の高いレベルになったら、これはすごいぞー!と思ったのです。

しかし、ナガス選手もジャン選手も、すべての要素が同じくらいのレベルの高さですので、「今が天井に近いのかな…?」とちょっと思っちゃいました。

でも、スケート大国アメリカの選手ですから、オリンピックまでに立派に成長したスケーターになっていくと思います。

そういう点では、町田樹選手には、他の能力に比べ、スケーティング力が高く、のびしろが大きいように思いました。

彼は、高橋選手にあこがれているそうですが、シニアデビューのころの高橋選手にも私は同じものを感じましたよ。

冒頭で、浅田選手に言及しましたが、最後にもう一度、彼女に対する感想を…。

浅田選手、演技はずいぶん大人っぽくなりましたね。

でも、練習のためロシア滞在中のインタビューで、「まだ大人になりたくない」と言っていたのが、心に残りました。

そうか、彼女は今、心身ともに「大人」と「子ども」のはざまで揺れている年頃なのですね。

私の経験上、こういう中途半端な時期って、なぜか運気がゴタゴタしスムーズに物事が運ばないもののような気がします。

安藤選手の場合、トリノオリンピックでは「子ども」であることに執着していましたが、どん底を体験し、「子ども」への未練を捨て「大人」になろうとしたことで、世界選手権で優勝できたのではないかと思います。

だからといって、浅田選手に、「大人」になることを急いでほしいわけではありません。

「子ども」と「大人」のはざまで、ゴタゴタするプロセスこそが、その人の人間性を成長させるのに必要なものだと思うので、このゴタゴタをすっ飛ばそうとすると、あとでとんでもないしっぺがえしがくるのではないかと思います。

浅田選手には、山あり谷ありの経験をして、精神的に強くなってほしいです。

 

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がんばれ、マサ!!

中日ドラゴンズの山本昌(本名:昌広)投手について、書きたいと思います。

この数ヶ月、私の体調が悪くて、ここに書き込みができませんでした。

でも、体調が悪くて社会でも家庭でも活動ができない分、ドラゴンズの試合はほとんど毎試合、テレビやラジオできくことができました。

昌投手、200勝まであと少しなのに、今季はなかなか勝ち星があげられないですね。

私は、ドラゴンズの選手は全員好きですが、昌投手は特に好きな選手の1人です。

昌投手をはじめてテレビでみたのは、まだ彼がアメリカ留学をする前のことです。

昌投手のホームページでプロフィールhttp://homepage3.nifty.com/waytowin/profiles.htm

で計算すると、彼が21歳か22歳の時だと思うのですが、第一印象は「かわいい」というものでした。

私のほうが年下なのに「かわいい」だなんて失礼かもしれませんが、昌投手は童顔だったし、それに今では想像できないほど、体つきが華奢だったのです。

「この人、本当にプロなの?高校生では…」と思って、ちょうど高校野球の時期でしたので、NHKにチャンネルをかえて、高校球児と見比べちゃいましたよ。

そうやって比べると確かに、20代の昌投手は、高校生よりも大人の顔つきでしたが、やっぱり私の中では「かわいい」という印象は変わらず、お気に入りの選手となりました。

ところが、テレビ中継の試合にあまり出ないうちに、アメリカ留学へ行ってしまったのです。

「もう帰ってこないのでは…。このまま他球団へいくか、引退するかも」などと、マイナス思考に陥ってがっかりしておりました。

それが、すぐに帰国して1988年の優勝争いで大活躍!!

ええ~!あのかわいい高校生みたいな投手が、こんなに立派になって帰ってくるなんて!!とうれしくて仕方がありませんでした。

それから、約20年。

いろいろ情報を集めていくと、ラジコンやクワガタ集めなど多趣味だし、昌投手のホームページに載っているエッセイを読むと、ちゃんと中身の濃いことを書いているので、単に運動神経が優れているだけではなくて、人間性も優れている方なのだと思いました。

運動選手のなかには、思考よりも本能だけで生きているような方もみえると思うのですが、彼はそういうタイプではなく、ひとつひとつの体験を自分の中で考えていって、きちんと自分の意見をもっている人格の持ち主ということがエッセイからうかがえます。

昌投手がエッセイをはじめた頃は、まだブログがそんなに流行っていなくて、ホームページの一部に自分の思いを掲載するというものなので、他の野球選手のブログで日記を綴っているのと単純比較はできませんけどね。

こんなに素敵な昌投手なのですが、野球選手として人が良すぎるところがある気がします。

523日のエッセイで、彼は200勝は意識していないと書いています。

http://homepage3.nifty.com/waytowin/essay/

でも、積極的に意識する必要があるのではないでしょうか。

私は数ヶ月前に、題名は忘れましたが、落合監督の数年前の著書を読みました。

そこに、「個人記録よりもチームの勝利のほうが大事ですので、自分の記録は意識していません」という選手がよくいるがそういう選手は信用できない、と書いてあった記憶があります。

落合監督によれば、プロで年棒をもらっているのだから、選手は個人記録を意識しないはずはないそうなのです。

私は、523日の昌投手の200勝は意識しないというエッセイをみて、この落合監督の本を思い出しました。

このときは、落合監督と昌投手は性格が違うだろうから、昌投手の場合は意識しないほうが結果がついてくるのかなと思ったのですが、その後も昌投手らしからぬピッチングが続いて、二軍落ちの繰り返し…。

いつだったか、テレビ解説の山田さん(ピッチャー出身で、元ドラゴンズ監督)は、昌投手は、フォーム的に球の離れが早くなっていて、それは精神的なものからきているのだろうと解説されていました。

精神的なもの…私は思うのですが、昌投手は、200勝を意識しないようにしようとしつつ、それがかえって意識しすぎて、本来の自分の力が発揮できていないのではなでしょうか。

強い欲望を抑圧しようとすると、抑圧されたものが表面に出ようとして、精神のバランスを失う、といったかんじですね。

こういう場合は、抑圧するのはもう無理ですから、それを表に出して、自分の強い欲望を受け入れ整理するしかありません。

昌投手の場合、もっと「俺は勝ちたいんだ!200勝にいきたいんだ!野手は協力してくれ!!」と周囲に大声でアピールしたほうが、かえって気持ちが安定するのではないでしょうか。

そうすると、野手のほうもすっきり動きやすくなり、昌投手の試合では打ちやすくなる、という良い循環が生まれるかもしれません。

「俺の勝ちより、チームのため」などといっていると、野手のほうにも、昌さんの200勝の話題には気軽にふれてはいけないような気遣いが生まれ、ぎこちない雰囲気がどうしてもできるでしょうからね。

ついでに、昌投手は、日本シリーズでは、勝利投手になったことがないのですが、これも「俺に勝たせろ!!」と言ったほうが、勝ち運がくるような気がします。

昌投手に日本シリーズの勝ちがつけば、ドラゴンズも悲願の日本一にぐっと近づく…。

昌投手が個人記録にこだわってくれたほうが、結果的には、チームやファンのためになる気がします。

今日は、昌投手がヤクルト戦で登板すると言われていますよね。

ぜひ、彼に勝ちがつく形で、勝ってほしいです。

 

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中日ドラゴンズの連敗と、金本選手のウエーバー公示をめぐる動きについて

最近の中日ドラゴンズは連敗続きです(涙)。

  4月26日 対 広島 0-3 で負け★
  4月28日 対 横浜 4-5 で負け★
  4月29日 対 横浜 4-7 で負け★
  4月30日 対 横浜 1-2 で負け★
  5月 1日 対 巨人 5-9 で負け★

と、今日まで黒星が5つ並んでいます。
この時期、ダントツで首位にたってしまうと、交流戦でボロ負けするというジンクス
があるので、順位は悪くてもいいのですが、どうも雰囲気そのものが悪い気がしま
す。
金本明博選手のウエーバー公示をめぐって、球団・首脳陣と選手の間で、ぎくしゃく
するものが生じているのではないでしょうか。
そこで、これにまつわる一連の報道をまとめてみました。
各記事にリンクをはりましたが、いつリンク切れを起こすかわからないので、記事の
内容をコピペしました。
そのため、長い長いブログになっています。
記事の引用は青字で、私の感想は黒字で記入します。

          ◇      ◇      ◇

今回の金本選手のウエーバー公示は、そもそも、球団が中村紀洋選手を、想定外で入
団させたことに発端がありました。
プロは実力の世界ですが、ノリ選手の入団があまりにも突然だったため、はじきださ
れる選手のほうも、気持ちの整理がつきにくいものがあったことでしょう。
金本選手のウエーバー公示の2ヶ月弱前に、井上一樹選手会長についてこんなこの記
事があったのが気になりす。


井上 不可解“戦力外通告”にキレた
3月6日10時44分配信 デイリースポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070306-00000009-dal-base

 なぜだ-。中日・井上一樹外野手(35)が5日、ロッテ戦後に2軍降格を命じら
れ、「頭の中にはクエスチョンマークがいっぱい」と、涙交じりに落合人事を批判し
た。開幕まで1カ月を切った段階での不可解な“戦力外通告”に、竜の選手会長がキ
レた。
 試合後の駐車場。帽子を目深にかぶった井上が、ボストンバッグとバットケースを
抱えて現れた。愛車に乗り込み、フーッと息を吐くと、自然と涙腺が緩んだ。涙の2
軍降格-。開幕まで1カ月を切った段階で味わった屈辱。選手会長の心の糸がプツリ
と切れた。
 「オレが今ここで何かを言うと問題になるから言わない。あくまでも現役だから、
しゃべれないことがたくさんある。引退したらたくさんしゃべるよ。でも、頭の中に
はクエスチョンマークがいっぱいだし、どういうふうにこの2軍行きを受け止めてい
いのか分からない」。努めて冷静に言葉を選んだが、言葉の端々に落合監督に対する
不信感がにじみ出た。
 オープン戦出場4試合で、出場機会はわずか5打席。昨年は規定打席には届かな
かったが、自己最高の打率・311を記録し、キャンプでも主力組の一員として開幕
への足場を固めてきた。ここまで無安打だったが、調整過程は順調だっただけに、納
得がいかない。
 「監督からじゃなく、宇野さん(打撃コーチ)から言われた。『上にいたら打席が
少ないから、下に行ってこい』って。どういう意図があるのか分からないけど、前向
きにはとらえる。すぐに上げてもらえるかもしれないし、この成績でも使わないのか
と思わせる成績を残したい」。18年目のベテラン。説明不足と配慮のなさが、何よ
りも悲しかった。
 残された外野の最後の空席を狙っていた。奪う自信もあった。そんな矢先の降格人
事だけにショックは計り知れない。開幕前に突如として漂った不穏な空気。ナインか
ら絶大な信頼を集める選手会長だけに、この亀裂がもたらす影響は小さくない。

最終更新:3月6日10時44分



井上会長、すごくショックだったようですね…。
だからといって、「オレが今ここで何かを言うと問題になるから言わない。あくまで
も現役だから、しゃべれないことがたくさんある。引退したらたくさんしゃべるよ。
でも、頭の中にはクエスチョンマークがいっぱいだし、どういうふうにこの2軍行き
を受け止めていいのか分からない」と、負け犬の遠吠えのような発言を、スポー
ツ新聞の記者の前でしてしまうのは、チームをまとめる選手会長としていかがな
ものでしょう。
チームのことよりも、私情のほうが優先してしまう感情的な方なのかもしれません
ね。


中日・金本をウエーバー公示 獲得球団なし→育成へ
(2007年4月27日06時02分  スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070427-OHT1T00089.htm

中日は26日、金本明博投
手(19)のウエーバー公示の手続きを行ったことを発表した。今後、5月3日まで
の1週間以内に他球団が獲得を希望しない場合は、育成選手として再契約の予定。現
在、上限の70人となっている支配下登録選手の枠を空ける狙いがあると見られる。

 伊藤一正球団代表(68)は、「1週間たってから考えることだが、野手として育
成選手での(再契約の)予定」と説明した。金本は元々、内野手として評価されプロ
入り。しかし、本人の希望で投手としてプレーしてきたが、2年目の今季は故障もあ
り、野手に転向していた。中日は入団テストを経て育成選手として獲得した中村紀洋
内野手(33)が3月24日付で支配下登録され、70人枠が埋まっていた。


この記事はどうっていうことのない内容ですが、このブログであえてとりあげたの
は、中村紀洋選手が支配下登録されたことで、金本選手が玉突きのようにはじきださ
れたということを示すために載せました。



金本、育成選手で再契約へ 70人目の支配下選手、再び争奪戦
2007年4月27日 紙面から 中日スポーツ
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/200704/CK2007042702011890.html

 中日は26日、金本明博内野手(19)を育成選手として契約を結び直す方針を決
定。名古屋市中区の球団事務所で本人に通告するとともに、セ・リーグにウエーバー
公示手続きを申請し、受理された。

 「(支配下選手が)70人いっぱいで、余裕がほしいということ。金本君は4月に
投手から野手に転向したということで、今年のうちの1軍昇格は考えづらいので。本
人とも話し合った上で、納得してもらいました。もちろん(選手としては)長期的に
見るつもりです」と井手峻編成担当。

 7日間の公示期間中に他球団が獲得に名乗りをあげなければ、金本は自由契約とな
る。その後、すみやかに育成選手として再契約を結ぶ。

 これにより支配下選手に「1」枠余裕ができるが、井手編成担当は「幅広く考えて
いきます」と、早急には埋めない考えを示唆。現在5人の育成選手がいるが、ラファ
エル・クルス投手(29)を筆頭に“争奪戦”が繰り広げられることになる。金本選
手は今季の2軍戦出場はなし。クルス投手は7試合に登板し、2セーブ、防御率1・
13の成績を残している。

 ▽中日・金本明博内野手 「やれることを精いっぱいやって、自分が納得できると
ころまでやりたい。とにかく頑張るしかないです」



金本選手のコメントが載っています。
記事がドラゴンズの親元の中日スポーツなので、さわやかなところを載せたのかもし
れませんが、金本選手は、前向きになろうとがんばっているようにきこえます。
といっても、ショックはショックでしょうけどね。



選手会「中日は育成制度悪用だ」
4月28日10時23分配信 デイリースポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070428-00000002-dal-base

 日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)は27日、東京都内で臨時運営委
員会を開き、ドラフト改革問題に加えて、育成選手としての再契約を前提に、26日
にウエーバー公示手続きを取り、金本明博投手(19)を支配下選手登録から外した
中日の行為について、緊急協議を行った。出席者からは育成選手制度の「悪用」とい
う非難の声が集中。週明けの5月1日に、NPBに対して抗議する方針を固めた。
 落合竜が若手選手に取った行為に、選手会が「NO」を突き付けた。臨時運営委員
会終了後の記者会見。宮本選手会長は出席者の総意として、「金本君を支配下選手か
ら育成選手にする契約解除は認めてはならない。しっかり抗議していきたい」と強い
反意を示した。
 選手会が問題視する事件は26日に起きた。中日は4月に投手から野手転向したば
かりの金本を、育成選手としての再契約を前提に、ウエーバー公示手続きを取って支
配下選手から外した。中日の支配下選手は上限の70人。1つ枠に余裕を持たせるた
めに、本人了承の上で立場を育成選手に“振り替え”たのだ。
 会議で事情説明を行った中日・井上選手会長は、「本人が『こういうことになりま
した』と涙目で自分に話してきたとき、この制度って、まっとうな制度なのかと思っ
た。(制度の)盲点を突いたような気がした」と切々と訴えた。これに他の出席者も
「中日の育成枠の使い方はおかしい」(宮本会長)という意見で一致した。
 06年から導入された育成選手制度は、正規のドラフト指名には至らないが、将来
性、可能性のある選手にチャンスを与える趣旨で作られた。故障選手がオフに育成契
約に切り替えられることは選手会も同意しているが、「プレーできる選手をシーズン
中に育成に切り替えるのは承服し難い。育成選手の定義を問いたい」と松原事務局
長。NPBに対して5月1日に、制度のあり方、趣旨を問いただすべく抗議する。

最終更新:4月28日10時23分



金本選手が涙目で井上会長に訴えたという記事がポイントです。
そして、井上会長、かなり感情的になっています。
おそらく、井上会長自身の中村ノリ選手のせいで2軍に落とされた恨みと重なって、
よりいっそう感情的になっているのではないでしょうか。
感情は伝染します。
日本プロ野球選手会の宮本慎也会長も、かなり感情的になったようです。


中日投手の育成枠手続き 選手会が抗議へ
2007年04月27日 スポーツニッポン
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20070427066.html
 27日に行われた日本プロ野球選手会の臨時運営委員会で、中日が金本明博投手を
支配下選手登録から外し、育成選手とする方針を問題視した。選手会は5月1日にも
日本プロ野球組織(NPB)に抗議する予定。

 中日は70人の支配下選手枠を1枠空けるために26日、同投手のウエーバー公示
の手続きを取った。中日は他球団から金本投手の譲渡依頼がなければ育成選手として
再契約する意向だが、選手会は本来の育成選手制度のあり方ではないと反発。宮本

慎也会長(ヤクルト)は「あしたから(試合を)やりませんよ、と言ってもいいくらいの問題。しっかりと抗議したい」と語った。

 中日の伊藤一正球団代表は「具体的に抗議の内容を見てから、対処したいと思う」
と話した。
[ 2007年04月27日 22:51 速報記事 ]



宮本会長が、「あしたから(試合を)やりませんよ、と言ってもいいくらいの問題」
とストライキを匂わすような発言をしています。
ストライキというと、数年前のプロ野球の球団数を減らす方向で話が動いていた時を
どうしても思い出すのですが…あのときとちょっと話が違わないかと、思うのです。
冷静になって考えてみれば、中村ノリ選手が、2月という時期に入団すれば、当然代
わりに誰かが泣くはめになるのは、プロの選手ならわかることです。
確か選手会はノリ選手が、どこかの球団に入れるように応援していた記憶があるので
すが…。
ノリ選手をどこかへ入団させろ、そして誰も身分降格しないでいさせろ、そうしなけ
ればストをするぞ!とまるでワガママ坊やみたいになっているのが選手会の姿勢で
す。
それがわからないくらい、選手会では感情の伝染が拡大して、理性を失っているよう
です。

一方、ドラゴンズの落合監督は、

中日・落合監督、選手会に反論 金本投手の手続きで
サンケイスポーツ 2007年04月28日 更新
http://www.sanspo.com/sokuho/0428sokuho034.html


 中日の落合博満監督は28日、金本明博投手を支配下登録から外して育成選手とす
る方針に対し、日本プロ野球選手会が日本プロ野球機構(NPB)への抗議を決めた
ことについて「ルールにのっとってやっている。問題にするなら、大本の協約を改訂
していかなきゃならない。一番いいのは70人枠を撤廃すること」と反論した。

 また、投手から野手に転向したばかりの金本には「きつい言い方だが、本来なら8
月にも整理の対象としてリストアップされる一人。育成枠があることで、ユニホーム
を脱がなくてすむ」と話した。


といつものようにルール主義徹底です。
しかし、金本選手の涙にはじまって、井上会長が拡大した、球団・首脳陣への不信感
は、ドラゴンズの一軍選手にも蔓延していることでしょう。
ドラゴンズの試合運びが、モタモタしているのはそのせいでしょうか。



中日のウエーバー公示取り消し=金本選手の扱いで、セ・リーグ
5月1日21時32分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070501-00000160-jij-spo


 セ・リーグの大越英雄事務局長は1日、中日に対し、4月26日に申請があった金本明
博選手のウエーバー公示を取り消すと通告した。中日は拒否したが、同リーグは豊蔵
一会長名で関係者に公示の無効を伝えた。
 中日は支配下選手登録枠(70人)を1枠空けるために、金本選手を登録から外す手
続きを取った。しかし、育成枠での再契約を前提にしたものとみられたため、日本プ
ロ野球選手会が反発。複数球団からも「制度の使い方がおかしい」との指摘があった
という。
 中日の西川順之助球団社長は「会長が取り消すのはおかしい。公示と育成枠の問題
は切り離して考えるべきだ」などと語り、不快感を示した。
 大越事務局長は「育成枠は、野球を志す若者らの受け皿とするもの。支配下登録か
ら外して育成選手とするのは本来の趣旨と違う」としている。
◇よく相談したい
 労組日本プロ野球選手会・宮本慎也会長 (育成枠は)球界のためにいい制度で
あってほしいと思っている。(金本選手のことは)よく相談してやっていきたい。 

最終更新:5月1日23時1分


とうとう、ウエーバー公示が取り消されました。
セリーグの事務局も、一度受理したものを取り消すのは、どうもおかしい気がしま
す。
大越事務局長が「育成枠は、野球を志す若者らの受け皿とするもの」と言っています
が、それなら、ノリ選手がドラゴンズに育成選手として入団した段階で、クレームを
出さなければいけません。
その段階でクレームを出さなかった以上、ルールを改定しない限りは、今この理由はもう使えないでしょう。
とても公正な判断とはいえません。
プロ野球選手会の勢いにおされてしまった形ですね。

          ◇      ◇      ◇

今回の件は労働組合の主張という点では、適切な対応なのかもしれません。
いろいろと力関係をはかりながら、長期的に労使どちらかだけが一方的に強くなるの
を防ぐ意味があるでしょう。
しかし、上述しましたが、ノリ選手の権利を守れ、そしてそのしわ寄せになる選手が
出てきたらその権利も守れ、とあまりにも場当たり的な主張です。
金本選手は、確かにかわいそうですよ、涙目になるのも当然だし、井上会長を頼って
何とかしてください~!!と訴えるのもわかります。
でも、そこをなぐさめ、より一層の彼の奮起と成長を促すのが、選手会長としての役割だと思うのですけどねえ…。
なんだか、話がプロ野球選手会までいって大きくなったせいで、ドラゴンズのチーム
全体の雰囲気が悪くなったのではないか、この連敗の要因になっていないか…という
気がするのです。

私は、マスコミ、しかもスポーツ紙の情報だけで考えているので、外からみているだけ
では想像もできないことが内部では起こっているのかもしれないですけどね…。
ドラゴンズはこの危機をどうやって乗り切っていくのでしょう。
それが見所です。

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おめでとう、ミキティ!!

安藤美姫選手が世界フィギュアスケート選手権で優勝しましたね!!
おめでとうございます。
優勝が決まった途端、安藤選手が泣いていましたが、私ももらい泣きしました。
そして、エキシビションで絢香さんの歌で滑っている姿をみて、また涙が出てきてしまいました。
一年前のトリノオリンピックの痛々しい姿を思い出すと、ジーンとくるものがあります。
今シーズンも、最初の試合では復活したものの、そのあとはロシアで体調不良になったり、全日本では肩がはずれたり…と不運続きでつらかったと思いますが、気分を腐らせることなく、スケートへのモチベーションを保っていたのですね。
やっぱり、精神的に強くなった!!
感動です。
エキシビションのあとも、同じチャンネルをみていたら、ニュース番組に、安藤選手と浅田真央選手が生出演していました。
2人とも着物姿が素敵でした。
安藤選手は白を基調とした着物が、真央選手はピンクを基調とした着物がよく似合っていて、こんな着こなしができるんだなと感心しました。
しかし、このニュース番組のメインキャスターの2人への質問の仕方は、きいていて正直、腹が立ちましたよ。
このキャスターのインタビューは、政治家とか社会運動をしている人への鋭い質問、もしくは意地悪な芸能レポーターの誘導尋問といったかんじで、世界フィギュアで金銀のメダルとった選手に対しては場違いな印象を受けました。
安藤選手も真央選手も、アマの選手なんですから、一般人がテレビに映るときの保護(サポーティブに接する)と、および優れた成績を収めた人への敬意を、払ってほしかったです。
キャスターって、相手の立場に合わせて、インタビューの仕方を柔軟に変える能力って必要ではないのでしょうかねえ…。
しかし、2人の選手は、失礼な質問をされても、がまん強く丁寧に答えていました。
年配のキャスターよりも、未成年の2人の方が、よほど大人にみえましたよ。
特に、安藤選手の発言は、自分の言動をちゃんと振り返って、冷静に説明できるというあたりが素晴らしいと思いました。
数年前、ミキティブームが始まるか始まらないかのときは、こんなにしっかりとインタビューにこたえることはできませんでしたから、成長したんですね。

とにかく、安藤選手が優勝して、私はうれしいです。
何がそんなにうれしいのでしょう…。
私は、がんばれ、ミキティ!! で書いたように、トリノオリンピックの数ヶ月前から彼女の精神状態に注目してきたので、安藤選手のスケートそのものが評価されたことよりも、苦労を克服して精神的に強くなった人が報われたことが、うれしいのだと思います
これで自信をつけて、次のオリンピックに向けて羽ばたいてもらいたいです。


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